水引 【みずひき】|贈答・ギフト・贈り物用語集
■水引 【みずひき】
水引とは、贈答品や封筒に付けられる飾り紐、もしくは、飾り紐などに使われる紐のことを言い、贈答の習慣に伴い、贈答品を包んだ和紙を結び止めるものとして使用されるようになったのが水引です。和紙を縒って紙縒り(こより)状にし、縒りが戻らないように水糊を引いて乾かし固めたことから水引と称されました。また、原形である白色は、神聖・清浄の意味をも持つとされています。
古い呼び方では「鼎」(かなえ)と呼びます。現在でも水引に関係のある地名や会社などの名前に鼎の字が使われているところがあります。
<水引の由来>
小野妹子の隋からの帰国の際に同行した答礼使が携えた下賜品に結ばれていた紅白の麻の紐が水引の起源であるとされ、その後、宮廷への献上品には紅白の麻の紐で結ぶ習慣となったと言われています。
室町時代後期になると麻の紐の代わりに、紙縒に糊水を引いて乾かして固め、紅白あるいは金銀に染め分けた紙糸が使用されるようになりました。
このページでは、贈答・ギフト・贈り物に関するさまざまな用語を紹介しております。
用語の持つ意味・内容については、お住いの地域や習慣などによって異なることがありますのでご了承ください。
用語集 あ ( 50音順 )
用語集 か ( 50音順 )
- 鮑結び<水引の種類> 【あわびむすび】
- 冠婚葬祭 【かんこんそうさい】
- 還暦 【かんれき】
- 喜寿 【きじゅ】
- ギフト 【ぎふと】
- クリスマス 【くりすます】
- 結婚記念日 【けっこんきねんび】
- 皇寿(皇寿御祝) 【こうじゅ】
- 古希(古稀) 【こき】
- 婚姻 【こんいん】
- 婚約 【こんやく】