熨斗 【のし】|贈答・ギフト・贈り物用語集
■熨斗 【のし】
熨斗とは、もともと熨斗アワビの略で、贈り物の添え物として重宝されました。本来はアワビの肉を薄く長く剥ぎ、引き伸ばして乾かしたものを熨斗と呼んでいました。香味があって保存もきくため、江戸時代以降は吉事の贈り物とされてきました。次第にそれが簡略化され、現在は熨斗アワビの細片や、それを模した黄色の紙を方形の色紙に包んだ包み熨斗が一般には用いられています。ちなみに、熨斗するめを用いるのは、貴重なアワビの代用といわれています。
このページでは、贈答・ギフト・贈り物に関するさまざまな用語を紹介しております。
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用語集 あ ( 50音順 )
用語集 か ( 50音順 )
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